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介護業界のイノベーション

介護業界のイノベーション

人材不足と社会保障費の削減にあえぎ、介護業界はイノベーションの必要性に煽られています。

介護のビジネスセミナーではイノベーションという言葉だけが、熱く叫ばれます。
イノベーションとはどういう意味なのか、介護業界がどういう方向に向かっているのか、一事業者または一介護職員として何をすべきなのか。

堂々巡りで小手先の解決策しか出てきません。

まずは、どういう動きになっているのかを整理して考える必要があります。

まずひとつめの切り口として・・。
前回の記事で書きましたが、3つの労働とそれを軽減するための他業界からの参画が始まっています。

  • 肉体労働  テクノロジー開発(介護機器など)で、身体的負担を軽減
  • 頭脳労働  IoTや入力端末の進化で、書類作成などの事務作業の軽減
  • 感情労働  マネジメント力のあるシニア人材の活用で職場環境改善

他業界との垣根が低くなり、逆に介護業界から他業界への転進も進むと考えられます。例えば、介護の視点を持ったマーケティング人材とか、高齢者の対応に慣れた旅行アテンダントなどは、すでに活躍しています。
全ての業界でシニア向け商品やサービスの開発が必須になっていますので、介護職経験のある人の起用は重要になると思われます。

さて、別の切り口からもイノベーションを考えてみます。

「お金の出所」です。これまで介護事業は、介護保険報酬が収入源の殆どでした。しかし、総合事業や地域密着に移行し、国と保険からの収入に頼っていられない状況になっています。

すなわち、介護保険事業と介護事業とは似て非なり、ということです。

自費利用サービスをいかに充実させるかが増収のカギになります。今までは、保険外の事業を行うことはあまり想定されていませんでした。保険報酬だけで十分に収益を上げることが可能だったからです。
しかし、これからはますますそれだけに頼ることはできなくなると予想されます。

ビジネスの視点を持った事業主ならば、好機ととらえるでしょう。なぜなら、福祉の現場にビジネスはそぐわないという風潮から、これまでは思い切って展開できなかったことを、堂々とできる風が吹いているのです。

また、一介護職員にとってもイノベーションは他人事ではありません。事業主の経営能力によって事業所運営は大きく変化します。良くもなれば悪くもなります。

力があり、自分に自信がある人ならば、その力をフルに生かせる場所を求めるでしょう。
他の事業所に転職しますか?
否、賢い人はダブルワークを選択するでしょう。給与が低くても安定的で、帰属意識の源になる場所を確保し、それ以外に単発でも自分らしく働ける場所を探す、という道です。

フリーランスのプロのケアギバーが、腕一本で稼ぐ時代が来るかもしれません。

そのための仕組みも、構築されつつあります。介護業界全体としても、きっと良い影響が出ると期待します。

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